赤面症を乗り越える方法

こんにちは!ちかです。

 

私は小学生の頃から15年ほど赤面症でした。

みんなは普通なのに自分だけ顔が真っ赤っか…そんなシーンが多くとても辛かったことを覚えています。

 

f:id:ch73rfulhopp1:20190319120714j:plain

 

 

この記事では赤面症とはなんなのか?どうすれば楽になるのか?など、自身の経験を交えながらご説明します。

 

 

 

 

赤面症とは

 

他人と対話する際などに顔が紅潮してしまう現象 (Wikipedhiaより)

 

赤面症で検索すると別名「赤面恐怖症」で出てくることもあります。

 

対人恐怖症の一種とあり、私自身その当時は自覚していませんでしたが、もしかしたら対人恐怖症の側面もあったのかもしれないな…と今になって思います。

 

 

赤面をする理由

 

赤面をする理由は大きく分けると次のようになります。

 

  1. 環境的理由(暑い・寒いなど)
  2. 感情的理由(恥ずかしい・悲しい・興奮など)
  3. 生理的理由(運動による心拍数の変化など)

 

少しのきっかけで顔が赤くなりはじめ、そこから上の1~3の状態が次々に襲い掛かってくるのが赤面症の厄介なところです。

 

 

実際の症状

 

私自身、実際どんな感じだったの?というところですがざっとあげるだけでもこれだけあります。

 

・人前に出るとすぐ赤くなる

 

・体育のあとは決まってゆでダコ状態

 

・買い物の時、屋外と室内の温度差で赤面

 

・店員さんに赤い顔を見られたくなくて買い物自体が苦手

 

・赤面した時、周りの目が気になって仕方がない

 

・数人で笑っている人たちを見ると、自分を笑ってるのではないかと思ってしまう

 

・「ほっぺが赤くなるのはかわいい」と言われることもあるが到底聞き入れられない

 

・修学旅行や友だちとのお泊りのとき、お風呂に入って赤くなり、ドライヤーの熱でさらに赤くなる

 

・人に顔を向けられない、面と向かってコミュニケーションできない

 

こうして書いてみて思いました。

明らかに対人恐怖症の様子がある、と。

 

顔が赤くなりはじめると気持ちが不安定になるのでそれに耐えることにとにかく必死でしたね。

 

 

赤面症の辛さ

 

赤面症の辛さはいろいろありますが、中でも苦しかったのはこの3つです。

 

  1. 「なんで自分だけ…」という孤独感
  2. 穴があったら入りたいと思うくらいの羞恥心
  3. 自分はかわいくないというコンプレックス、自己否定

 

例えば好きなことや得意なことで成功体験があっても赤面症によって自信がうばわれてしまいました。

 

 

やっと見つけた対処法

 

赤面症を自覚してしばらくはどうしていいのか全然わからなくてただただ辛いのを我慢していました。

 

それから5年。

中学後半のある時からこんな風に思うようになります。

 

「恥ずかしくなると顔が赤くなるのなら、恥ずかしいと思わないようにすればいい」

 

具体的にはこのようなことをしました。

 

・ほっぺの赤い自分をキャラクター化した

SNSの名前を赤ほっぺにする、メールアドレスにakahoppeと入れる)

 

・恥ずかしいという気持ちが沸き上がってくるのを抑えた

 

・感情を表に出したり感じすぎたりしないようにした

 

高校生になると、化粧で赤みを隠すことも取り入れていきます。

 

・特に顔が赤くなりそうな日(体育がある、発表がある、気温差が激しい)には コンシーラーを活用

 

・エテュセのイエローのコンシーラー

 

・グリーンやブルーだと赤みは隠せるけれど白浮きしてしまうので使用せず

 

 

「赤面症はおさまる」という安心感が1番の薬

 

羞恥心や自己否定と向き合いながらできることを精一杯やりました。

 

辛かったけれど諦めなかった、諦めることはできませんでした。

 

自分なりの対処法を見つけてそれが効果として現れ始めたときの気持ちは例えようがありません。

 

赤面症はおさまるんだという安心が増していきそれが確信になっていくほど赤みは引いていったように思います。

 

 

まとめ

 

赤面症はすぐに治すことは難しいのかなと感じています。

 

一方で、改善することは十分に可能なんだということも実感しました。

 

赤面症は案外孤独です。

この記事が、同じように悩む方にとって「自分ひとりじゃない、同じように悩む人がいるんだ」ということを知るきっかけになれば嬉しいです。